杜の音だより

夏越の祓 ~水無月を食べて無病息災を祈願~

仙台でも26日にようやく梅雨入りが発表されました。

平年より14日、昨年比では21日も遅い梅雨入りとなりました。

このところ雨の少ない日が続いておりましたので、草木にとっては待ちに待った梅雨でしょうか。

さて、今回のイベントは「夏越の祓」。

1年のちょうど半分の6月30日、京都の多くの神社では「茅の輪くぐり」が行われ、半年間の汚れを祓い清めて無病息災を祈願します。

また、その日には「水無月」という伝統的な和菓子を食べ、やはり無病息災を祈願します。

今回は「水無月」をご用意し、皆様で残り半年間の健康と厄除けを祈願いたしました。

水無月は初めてという方がほとんどで、皆様、興味津々です。

水無月とは、白のういろう生地に小豆をのせ、三角形に切られた和菓子です。
小豆には悪魔祓いの意味があり、ういろうの三角形は暑気を払う氷を表しています。

今回は水無月の他、梅くずきり、よもぎ粒餡団子などもご用意いたしました。

皆様、美味しい和菓子と団らんでお腹いっぱいのようでした。
これで夏本番を迎えられますね。

ご入居の皆様、お身体にお気をつけていつまでもお元気でお過ごしください。