杜の音だより

敬老の日

本日は敬老の日。

日頃、大変お世話になっているご入居の皆さまへお好みのケーキをお選びいただき、ティータイムを楽しんでいただきました。

今回は洋菓子店Tous les joursさんのケーキです。8種類のケーキをご入居者様の注文ごとに取り分けるのは予想以上に大変。相談員T(男性)は小さい頃ケーキ屋さんになるのが夢だったそうです。この機会に夢を叶えることができました

残念ながら写真を撮り忘れてしまいました。イメージでお届けいたします。

どのケーキも甘さ控えめで皆様には大変美味しいとのお言葉をいただき、満足していただけたようです

さてティータイムも終わりに近づいた頃、女性の入居者様がある話題で盛り上がっていらっしゃいます。それは出身高校、女性陣の間ではたびたび話題に上ります。

宮城県では戦後の学生改革により旧制中学校及び高等女学校が新制高校へ転換され、それぞれを前身校に持つ男子校と女子高に対して県が設立順にナンバーを校名に冠しました。それらはナンバースクールと呼ばれ、比較的長い歴史を持った進学校群とされました。

女子高は宮城一女高、宮城二女高、宮城三女高とされ、そのいずれかのOGであるご入居者様は「我が母校がNo.1」、古参校・伝統校として並々ならぬ自信と誇りをお持ちなのです。そのため新しい方が入居されるとそれとなく出身校をリサーチ、「あの人は一女よ」「あの人は二女ですって」「あの人は三女なの」と、戦前戦後それぞれの学校を取り巻いた境遇も相まって大いに盛り上がってしまうのです!(もちろん仲良くです)

現在のところ三女卒のご入居者様が少なく、一女と二女卒のご入居者様が同率。しかし同率とはいえ、何となく二女勢のパワーが勝っているような気がします。さすが良妻賢母の校訓で教育を受けられた二女OGは違う、と勝手に納得している次第です。