杜の音だより

芸術鑑賞 No.3

No.3

今回は作品といいますか、画伯をご紹介。

今年、94歳になられるご入居者様です。

子どもの頃から絵を描き始めたそうですが、ある時、NHKの番組「日曜画家」の写生会に参加し、東京芸術大学の先生に「この絵は相当キャリアを積んだ作品ですね。素晴らしい!」と言われたそうです。それから自分の絵に自信がもてるようになり、以来、休日は絵筆を握るようになり、現在も描き続けていらっしゃいます。

「何もかも忘れて、集中してできるのが心地よいですね。いくつになっても表現することは、とても楽しい。油絵は難しそうに思われますが、画用紙でもいいですし、気に入らなくなったらまたその上に書くこともできますし、意外に手軽です。ここは、自然環境が豊かで絵心を誘われます。」